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踊りの言葉

 

2004年、国立の木乃久兵衛で
2006年、韓国市内で
2008年、西荻窪がざびぃで

新宿三丁目雜遊で

 

「動く銅像」

 

お前は何を見ているのか?
ずっと無口で何もしゃへらない

だから何を考えているのか分からない

だからお前はずっと固まって立っているだけだ
固まった石よ、固まったゴミよ、固まった人間よ。
お前よ何を形にしていく
どんな動きをしていく
その銅像の固まりから自由の道を開け
石を割り新たな銅像が生まれる
そのカケラが飛び散った時多数の身体が 動く時だ

 

「地球から観る円」

円を回り多くの人々の目玉の裏に隠された甘い恋
手を上げた瞬間1人1人の目玉の記憶が蘇る。

踊りの言葉 2

2009年、2010年東京plan-Bと

広島アビエルトで

2012年韓国ソウル・ムンレ芸術工場で

2014年台北の野外劇場で、2015年東京Plan-Bで

2015年明治大学和泉キャンパス特設テント

2017年明治大学和泉キャンバス特設テントにて

 

 

「春待ち人」

 

舞うよ、舞う大地の上で
舞うよ、舞う地球の磁石にへばりつきながら

この地を跳ねながら行くよ行く…

 

 

「白い煙と黒い影」

 

ふるふると蒸気の煙
人々が歩く道の上で
今日も見えない者と歩もう。
きっとちがう物が動くから。

 

 

「空想の脳」

 

今何を考えているのだろう。

ここに降り立ちふとみしらぬ
頭の中で思う事。
それはみしらぬ頭で思う事。
それは目玉で見える物?
それとも新しく作り上げる物かも
知れない。

 

「泥壁」

 

自然の空間に一枚建っている。

そこは土に水を加え塗られた壁。

その場に現れた人々。

その人々は人間なのか?

へばりついた絵?

それとも自然から現れた何者か?

さて泥を掴み、歩いてみるか?

 

「無法地帯」

 

サビついた空き缶の向こう側に

何が見えるのだろう。

それは地図のようだ。

そこには幾筋もの道筋がある。

その一筋を辿っていこう。

 

 

「続無法地帯地図から抜け出した地球儀」

1枚の地図からさまよう道の夜空を見上げよう。ほら、星空が、瞬いている、あれが、コンポステラの星だろう。さぁ、星空の下で1つの星のカケラになるのさ。

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